デジタル一眼レフカメラで撮影の時の設定の仕方
どのように設定したら自分の撮りたい写真が撮影できるか説明します。
目次
デジタル一眼レフカメラの視度調成
初めにカメラ背面に大きな液晶が搭載されていますからこの画面を見ながら写真を撮ることも可能ですが せっかく一眼レフカメラを買ったのですから液晶ではなくてファインダーで見ましょう。 ファインダーで見ることでピントの谷であったりフォーカスをどこに合わせるとかそれが非常に分かりやすいのでファインダーで撮影することをお勧めします。 その際に、ファインダーを合わせなければいけないのですが視力が人によって違います。ファインダーをのぞいた時にボケていればどこにピントが合っているか判らないですね。 視度調整をするのがファインダー横のダイヤルです。
調整の仕方としてシャッターボタンを半押しするとファインダー内下の数字表示されます。表示がボケないよう自分の視力に合わせてください。
視度調整がされていないと、どこにピントが合っているか判らなくなってしまいますので撮影前に視度調整することは大事なことです。
デジタル一眼レフカメラのダイヤル
一眼レフ購入時カメラの上部についてあるダイヤルの各種モードすなわちカメラにお任せと言う初心者の方が多いと思いますがそれだと自分自身が狙っている写真にならなかったりします。 カメラ任せと言ってもお任せ機能は万能ではないので思った色とちょっと違うぞとか思ったボケ感が出ていないぞとかになりがちの写真になる時があります。
せっかく一眼レフを購入したので「Tv」「Av」モードで撮影していきたいと思います。 Tvとはカメラが適正露出に必要な絞りを設定してくれるシャッター速度を決めて撮影するモードです。 Avとはカメラが適正露出に必要なシャッター速度を設定してくれる絞り数値を決めて撮影するモードです。 そして最終的には「M」ですね。マニュアルで写真を撮影するのを目標に撮影していきたいと思います。 Mとは自分で露出(絞り+シャッター速度)を決めて撮影するマニュアルモードです。
デジタル一眼レフカメラの絞りと被写界深度
被写体深度とは ピントが合う深さです。手前から遠くまでピントが合うときは被写体深度が深いと言います。手前にはピントが合っているけれど背景がボケている時は被写体深度が浅いと言います。これをどのようにコントロールするかと言うのが 絞りです。絞りとは「F値」です。F値を上げることを絞りを絞ると言います。
絞りを絞ることでレンズから入ってくる光を狭くして光を取り込む量を小さくすることで遠くまでピントが合うことが出来ます。手前から遠くまでピントが合いやすい状態になります。 逆にF値を下げることを絞りを開くと言います。絞りを開くことで光を多く取り込めるようになり被写体深度が浅くなります。被写体深度が浅い状態ではピントを合わせたところ以外が綺麗にボケた状態になります。
デジタル一眼レフカメラの シャッタースピード
たとえば水が流れていたとします。シャッタースピードが早ければ水が流れている一瞬しか撮りこんでいないため水が止まって見えるんです。反対にシャッタースピードを遅くすればシャッターが切れる速度が遅いですから水が線に見える写真が撮影出来ます。 一瞬の水滴を撮るのか水が流れている状態を撮影するのかを決めるのがシャッタースピードです。
たとえば、1/4000秒ではシャッタースピードが速いので水滴が見えます。逆に1/2秒では完全に水が線になります。 注意してほしいのが昼間の明るい時シャッタースピードが遅いとカメラはものすごい光を取り込みます。そうすると撮影した写真が真っ白になってしまいます。シャッターが開いている時間それだけ光を取り入れてしまう為、ほとんど真っ白で何も映らない写真となります。 それを抑えるために昼間に限りNDフィルターを付けます。NDフィルターとは光を抑える効果があります。要はサングラスと同じ役割です。